若山クリニック 金井 玉川学園前 町田市 内科・脳神経内科・小児科・皮膚科

 

新型コロナウイルス感染防止のとりくみ

当院は発熱等、新型コロナウイルス感染症が疑われる症状がある方が受診していただける診療・検査医療機関として東京都より指定を受けております。
当院かかりつけの患者様をはじめ発熱等の症状のため診療を受けられることをご希望される方々が適切に診察、そして新型コロナウイルス感染症の診断のために行われる抗原検査、リアルタイムPCR検査などを受けていただける体制を整えることで、当院は地域医療に貢献します。
当院受診される患者様や、診療スタッフの感染リスクの最小化のため、必要な感染予防策を講じた上で細心の注意を払い診療を行っております。
以下に当院の取り組みを紹介いたします。

予約診療による院内滞在時間の短縮と受診時間の均等化

 当院は待合室、院内の過密状態をさけるため、予約診療を導入しており、予約時間調整を行っております。院外でお待ちいただいている場合は、診察が近づいてきた時点でお電話を入れさせていただくことも可能です。
 

スタッフ全員の自覚症状の有無の確認、検温、マスク着用、こまめな手洗い励行

 スタッフ全員の体調管理を行い、特に患者様との接触機会の多い医師、看護師、検査技師は患者様ごとの、こまめな手洗い、マスク着用、さらに発熱感冒症状を呈する患者さまの対応時にはさらに、ゴーグル、グローブ、防護衣着用を徹底しています。
 

当院受診者に対して自覚症状の有無に関わらず、新型コロナ対策問診への回答と検温

 事前のWEB問診で新型コロナ感染が疑われる場合には、帰国者接触者相談センター受診を促進します。コロナ感染疑いの方が、自覚なく来院されること、院内に長時間滞在することによる濃厚接触を避け院内感染のリスクの低減を図ります。
 

WEB問診の導入による患者様の状態の事前把握

 事前に問診に回答いただくことで、患者様からの診察に過不足のない情報伝達が可能となり、診断に要する時間の短縮が図れます。その結果クリニック滞在時間の短縮が期待されます。またWEB問診は紙の問診票、ボールペンの接触を介した感染リスクの低減につながります。
 

発熱感冒症状を有する患者様と通常の診察を受けられる患者様の接触機会低減

① 時間の分離
 通常受診の患者様との接触を避けるために、当院で診療時間の指定をさせていただいております。発熱患者様は指定時間に受診いただくか、待合室ではなく車中で診察をお待ちいただいております。

② 空間の分離
発熱患者様と通常診察を受けられる患者様の動線を分離します。有熱患者様は裏口からお入りいただき隔離領域で診察検査を行います。また状況やご希望により、お待ちいただいている車内での診察を行うことも可能です。会計、退室もすべて通常の患者さまとは異なる通路を通っていただいております。

③ 遠隔診療の導入
 完全な空間的時間的分離の方法として、遠隔診療(オンライン診療、電話診療)による診察、処方も行っております。院内感染を心配されクリニック受診を躊躇される患者様には利用を積極的にご検討いただければと思います。
 

換気の徹底

 3密を避けるため積極的な室内換気を行います。
(そのための空調の効きの悪化はご容赦ください。)
 

手で触れる共用部分、検査機器の消毒

 午前、午後の診察終了時にはドアノブ、洗面所まわり、検査機器の消毒液(アルコール、次亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸水など対象物により使い分け)でのふき取りを行うことで、接触感染防止を図ります。
 

室内の衛生環境の維持

ULV**噴霧器
(写真1)

 午前午後の診療終了時の待合室、診察室そして発熱患者隔離区域、処置室、レントゲン室などは診察ごとに天井、壁、床など広範囲な消毒薬*の空間噴霧可能なULV**噴霧器(写真1)をもちいての空間消毒を行っております。とくに新型コロナウイルスにはくしゃみ、咳に伴うエアロゾル感染が感染経路として報告されておりますが、ULV噴霧器は空気中に漂う、ウイルスにも有効だといわれております。粒子が非常に細かいので薬剤がゆっくり空気中を洗浄します。

 

(写真2)

 *環境消毒として空間噴霧する消毒薬は食品添加物としての使用も可能なほど人体への害もなく、強い酸化力を有し高いウイルス除去効果を発揮する亜塩素酸水を使用しております。
**ULVは、Ultra Low Volumeの略で、高濃度少量散布と解されます。消臭液・殺菌液・殺虫剤などを空間に噴霧するものです。噴霧粒子サイズを7~30ミクロンにして噴霧する(写真2)ことにより天井・壁に薬剤を付着させることもでき、空気中に短時間ですが浮遊させられるので除菌に効果があります。噴射距離も6mはあるので、天井の高い場所や手の届かない場所への噴霧も可能です。